検知と測定で有機溶剤中毒事故を防止する

塗装現場や洗浄業務など、有機溶剤を使用する場所では換気やマスク装着が必須です。
それに加え、リアルタイムな毒性ガス測定が労災事故と健康被害を防ぐ有効な方法です。

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低濃度でも中毒を引き起こす有機溶剤

有機溶剤は、他の物質を溶かす性質を持つ有機化合物の総称で、塗装、洗浄、印刷等の作業に幅広く使われています。特徴としては、揮発性が高く呼吸と皮膚を通じて体内に吸収されやすいという性質があり、過剰に摂取すると身体に特異な症状を引き起こします。

症状の種類、身体への影響度は様々です。高濃度を吸うと急性中毒に、低濃度でも長期間吸うことで慢性中毒を引き起こします。低濃度で慢性的に摂取すると、頭痛、疲労感、倦怠感、イライラ感、吐き気、食欲不振などの自覚症状。さらに、末梢神経炎、肝機能障害、白血球減少のような特異な症状を引き起こすことがあります。

ですから有機溶剤を使うタンク内や屋内の作業では、マスク装着、空気の入れ換えが必須となるのです。

有機溶剤が原因となる労災事故

有機溶剤の使用について、厚生労働省、各都道府県の労働基準監督署による指導要綱が示されています。しかし厳しい作業状況や、作業従事者の認識不足などから現在も中毒事故が起きているのが現状です。(化学物質による災害発生事例

事故の多くは指導に沿った換気やマスク装着によって防止できました。また、適切な作業計画に沿えば起こらなかったであろう事案もあります。

こうした事故に見られるのは、有機溶剤が「危険物質」であるという認識の不足です。ですから現場責任者の理解が非常に重要です。しかし、作業現場においては作業に集中しなければならない状況や、納期優先などの厳しい現実があることも事実です。確実に安全基準が守られるには、どうすればいいのでしょうか。

空気中の毒性を客観的に見守る「検知器」という選択

有機溶剤を使用する現場での換気、各作業者のマスク装着に加え、さらに高い安全基準を守るためには、検知器を使った毒性ガスの測定が有効な方法です。

レイシステムズ(ハネウェル社)のトキシレイプロPIDは、有機溶剤を含む300種類の揮発性有機化合物(VOC)を検知し、空気中のガス濃度をリアルタイムに計測するハンディタイプの高性能ガス検知器です。作業現場で人体に有害な濃度を検知すると大音量ブザーと赤色LED、本体振動により警告を発します。12時間以上の連続稼働が可能で、耐衝撃性能・防塵・防水性能にも優れています(IP-54準拠)。
重量235グラムの本体は現場への設置に限らず、作業着に装着することが出来ます。ですから従来の作業を妨げることもありません。スイッチを入れた後は、いつも通りに作業を始めてください。空気中の毒性濃度の監視はトキシレイプロPIDが行います。

トキシレイプロPIDは作業現場の有機溶剤対策と、労災事故を防止する新しい選択です。

トキシレイPRO PID

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